会社破産の適切なタイミングというものはあるのでしょうか?

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

適切なタイミングと言われると難しいんですけど、強いてあげるなら「資金が底を尽きる前に」ですね。

 体力の無くなってる会社は後ろ伸ばしにするほど資産が目減りしてしまうので、

 立て直そうと努力することも大事なのですが、潔く撤退する勇気も非常に大事かなという所もあります。

 そうなると、早め早めのご決断ということになりますね。

 1年の売り上げと、同額の負債があればちょっと怪しいかなという印象です。

でも、例えば1億円の債務が7年返済とかだと年1400万円返済ということになりますし、大丈夫そうな印象がありますよね。

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

売り上げが1億円で、負債の総額が1億円で7年返済だったら大丈夫かというと、これも業種によってことなるので決算書などを見てみないと分からないところもあります。

 売り上げが1億円あったとしたらまず、1億円の入金があるとして、そこから仕入れの代金、従業員にお給料を払えば現金で出ていくし、テナントを借りていれば賃借料も現金で出ていって残った現金から更に負債を返して行かなければならないわけです。

 そうすると、1年間の売り上げが1億円で、負債が1億円で7年返済であったとしても返せるとは言えなくなってしまいます。

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つまり、利益が出ていなければならないということですよね。だいたいどれくらいの利益が出ていなければならないのでしょうか?

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

うーん。業態ごとなので、何とも言えない部分なんですけれども、例えばIT屋さんの様なシステム屋さんですと利益率は80%というところもありますし、時計メーカーさんの様に3%でたら凄いというところもあります。

負債額と業種と普段出てくるキャッシュフローの兼ね合いもあるので、ちょっと何とも言えないですね。

一応1年の売り上げと同額の負債ですとちょっと借り過ぎかなという様な印象です。

なるほどですね。
 つまり、「1年の売り上げと同額の負債」がある場合は気を付けた方が良い、という目安はあるものの決算書や債務の状況を見てみないと分からないということですね。

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

そうですね。決算書など実際の数字を見てみないと何とも言えないので、ご相談にいらして下さいという感じですね。

まとめ

  • 会社破産は資金が完全に尽きる前に取り掛かる必要がある
  • 破産をするかどうかの判断基準は利益と借入とキャッシュフローの兼ね合いによるのでまずはご相談を

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