ネット通販業

仕入先から商品が届かず大口の信用を失ってしまう

会社の状況

業種 ネット通販業
社員数 10人
債務の金額 3億円前後
外国から仕入れをして国内で売るというビジネスで、仕入先を一つの外国の企業に依存していた。

ある日、大口の取引先のシーズンイベントに間に合わせなければならない商品が間違って届き、今から再手配をしても間に合わないという状況になり、仕入れが止まり、売り上げが立たなくなる。

その結果、大口の取引先から信用を失い、取引を打ち切られてしまう。

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

この様な業態は、一度支払いが滞ると「消費税」「法人税」「社会保険」を滞納してしまう様になり、それらが大きな金額になってしまう傾向があります。

当事務所の対応

今回のケースではすぐに相談に来て頂いたので従業員も居る状態でした。

従業員の方には破産整理中も残務整理を手伝っていただき1ヵ月たってお辞めいただきました。

そのおかげでテナント解約などの残務整理もスムーズに終えることができ、迷惑をかける範囲は最小限に留められました。

会社の破産(倒産)手続き後、社長や従業員はどうなったのか

今回の場合、従業員への給料の補填もでき、退職金を立替払いでお支払いすることができました。

社長は借金が免責(ゼロになる)されたこともあり、現在は再出発して新しい会社を起こされ、新しい事業を始められています。

当事務所代表 森 弁護士/公認会計士の回答

イベントがダメになり、売り上げが立たないことが分かったくらいのタイミングでご相談いただけたので、従業員の給料の一定額を確保しつつ、残務整理もスムーズにできて、周囲への迷惑は最小限に抑えられています。

この様な「失敗すると、会社にとって致命的になりうるイベント」がダメになった場合、お早目にご相談いただけますと幸いです。

無料会社の破産・再建のご相談

  1. 債権者との任意の交渉でなんとかなるのか
  2. 段階的な交渉で話をつけなければならないのか
  3. 民事再生や破産手続きを検討すべきか
弁護士兼公認会計士が、決算書や借入などを見て診断します。
会社の問題も早期発見することで穏便に解決しやすくなります。
  1. 債権者との任意の交渉でなんとかなるのか
  2. 段階的な交渉で話をつけなければならないのか
  3. 民事再生や破産手続きを検討すべきか
弁護士兼公認会計士が、決算書や借入などを見て診断します。会社の問題も早期発見することで穏便に解決しやすくなります。
【全国対応】お気軽にお問合せください
web会議(Zoom、LINE電話等)対応いたします。

関連記事

民事再生のよくある相談事例:債務15億円の資金ショートからの再生

月末に資金ショートする見込みであることが分かる 会社の状況 業種 卸売業 社員数 20人 債務の金額 15億円…

この記事を読む

法人破産(倒産)よくある相談事例:放置した会社の破産手続き

会社を1年放置していたが、督促が止まらず破産手続きを行う 会社の状況 業種 小売・卸売業 社員数 8人 債務の…

この記事を読む

不動産業の法人破産(倒産)よくある相談事例

開発の許可が下りずに土地を買ったお金が返せなくなってしまう 会社の状況 業種 不動産業 社員数 約10人 債務…

この記事を読む